薬局

藤井智恵美・薬剤師からのメッセージ

 

 

仕事と家庭の両立とスキルアップが目指せる病棟薬剤師の魅力。

 

私が、病棟での薬剤管理指導を行う薬剤師として当病院に就職したのは、14年前の36歳の時でした。学校を卒業してまず製薬会社に勤務し、機能性食品の研究をしていましたが、二人目の子どもの出産を機会に退職。その後、子どもの手が離れるのに合わせて、調剤薬局に勤務していました。しかし私の中には、ずっと病院の病棟での薬剤管理の仕事がしたいという思いがありました。そうした中で、ある機会があって当病院の院長をご紹介いただき、病棟薬剤師として就職することができました。院長先生との面接の時に、私が「こういうことをやりたい」と言ったことに対して、すんなりと受け入れていただいたことが、とても印象に残っています。

病棟薬剤師は、直接、患者さんと接して、投薬の効果や反応を直に見ることができるのが、何よりの仕事の手応えですね。もちろん、チーム医療の一員としてドクターからの相談にも応じ、処方提案も行います。薬に関するプロフェッショナルとしての自覚と誇りを持って働けることに、大きなやりがいを感じています。反面、薬に関する情報は日々増大し、新しくなっていますので、積極的に研修会に参加するなど、常に勉強が必要です。また、自分が関わった患者さんに対しては、しっかりと責任を持つことも大切です。チーム医療の一員として、病棟での業務を行いスキルアップしたいという薬剤師の方にとって、若い方はもちろん、育児等でブランクのある方にとっても当院は魅力的な職場だと思います。

 
 

藤井智恵美 profile
製薬会社での研究職や調剤薬局での薬剤師を経て、1998年11月に病棟薬剤師として当病院へ就職。
4名のスタッフのリーダーとして、部下の指導も行う。