看護部【介護】

宮原陽子・介護福祉士からのメッセージ

 

 

託児所灘の支援体制が整っているので安心して働けます。

 

私が当病院に入ったのは、15年前の32歳の時でした。3人目の子どもが産まれ、マイホームを建てたこともあって、外に働きに出ようと考えました。当病院を選んだ理由のひとつは、託児所が完備していたこと、また日勤で夕方5時には勤務が終わるなど、家事や子育てと両立できる働きやすい環境が整っていたことでした。さらに介護職にも興味があり、資格を取得すれば将来にわたって長く働ける職種であることも決め手でした。

目標として、3年後の介護福祉士の資格取得を目指しました。一回で受かろうと決意し、毎日、寝る前に欠かさず学科の勉強をするなど、我ながらよく頑張ったなと思いますね。現在は、通所リハビリテーション(デイケア)の全体的なチームリーダーをしています。1日約35~36名の利用者様に対して、14~15名の介護士・看護師が、安全を第一にリハビリや入浴・食事の介助を行い、利用者様のADLの維持を通じて、ご家族の負担軽減につながることを願っています。介護に当たって特に気をつけ、若いスタッフにも指導しているのは、利用者様に対する接遇、なかでも言葉遣いです。円滑なコミュニケーションや信頼関係をを築くためには、時にはくだけた物言いも必要ですが、ややもすると慣れてくると言葉遣いがなぁーなぁーになりがちなので注意しています。介護職はやりがいもあり、女性が長く続けることができる仕事だと思います。しかし反面、TVCMなどの表面的なイメージとは、実際は異なることを認識することも大切だと思います。また、子育てや家事と両立させるには、職場環境や支援体制が重要になってきます。私は、15年前に当病院を選んで良かったと、今実感しています。

 
 

宮原陽子 profile
通所リハビリテーション(デイケア)を担当する介護福祉士。
1999年1月入職。3年後に、独学で介護福祉士の資格を取得。